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鉄瓶

鉄瓶の写真

鉄瓶市場の動向

鉄器は鉄を原材料として鋳造を製作技法として作られ、その工法で作られたものを鋳物と呼びます。
中でも我が国の伝統的工芸品認定第1号の南部鉄器は海外でも人気が高く、中国では上海万博以来、鉄瓶の爆買いブームが沸き起こり、多くの訪日中国人が、お土産用に10万円以上の鉄瓶を購入しています。
また欧米各国ではお湯を沸かす鉄瓶というよりは、お湯を沸かせないが、お茶を飲むための小ぶりなTea Pot(我が国では急須と呼ばれる)が人気です。特にフランスのTea Shopからのオーダーで作られたカラーのTea Potはフランスのみならず欧米でも評判が高く、逆にその人気から日本でも目にすることが多くなってきました。

世界的な鉄瓶ブームの背景

この鉄瓶(Tea Pot含め)人気の要因は、その鉄が醸し出す味わい、鉄分補給、多くの国に共通するお茶の飲用習慣、特に米国では近年の健康志向としての緑茶ブームが挙げられます。
米国が輸入する緑茶の輸入量の7割は安価なこともあり中国産です(2013年農林水産省資料より)。
一方高価だが味、品質では定評がある日本産緑茶の海外輸出額も増加傾向にあり、2012年の輸出額約50億円は5年前の1.5倍、2020年には150億円が見込まれています(同資料より)。
この世界的な緑茶ブームとの相乗効果からも、鉄瓶は世界市場で高い需要増が期待されています。

デザイン鉄瓶の開発

着眼点として、私達はそのデザインに着目し、「デザイン鉄瓶」なる新たなカテゴリの確立を目指しています。
理由は、現在の鉄瓶市場は、その素材と工法上の制約から類似のデザインが多く、新たなデザインテイストを投入すれば、さらに魅力ある市場へ発展できると考えるからです。
デザインのコンセプトは、現状の質実剛健なデザインに加え、陶磁器の柔らかく自由度の高いデザインとの掛け合わせです。
私達は、この新たなデザイン技法を研究、開発し、従来の伝統的な生産工法との組み合わせにより、鉄瓶市場の魅力向上に取り組んでいます。

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